人気ブログランキング | 話題のタグを見る

社会人になって、たくさんの新しいことを始めました。それも今までやったことのなかったものがほとんどです。そんな愛すべき趣味たちとmise1049の成長を記したノンフィクションブログです。有言、いつか実行。


by mise1049
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

降りしきる雪の中、真剣にベースと向き合う

すごい雪だ。東京でこんなに雪が降るのも久方ぶり。
こんなに寒いと、東京の貧弱な犬なんかは、果たして喜び庭駆け回るのだろうか。

ということで雪で車は断念し、
オレは、オレのとN田のとベース2本を担いで電車に乗り、
所沢のN田邸を訪問してまいりました。(この姿、ほとんど罰ゲームとしか思えん・・・)
午前10時に所沢に着くと、所沢もガンガン雪が降っている。ひどい天気だ。

合流すると早速N田邸に案内され、実家にお邪魔することに。
N親父や、お母さん、嫁さんと対面。あ、お邪魔します、お世話になります・・・。
どこかペコペコと恐縮してしまうのが営業の性(サガ)。

で、午前中は質疑応答から広がる「音楽理論」の講義。
T,D,SDからなるダイアトニックコードの話や、
各コードをルートにした時のメジャースケールの作り方、
バンドにおけるベースの果たすべき役割など。
そんなことを一切考えずに1年間ベースをやってきたオレには目からウロコ。
予備知識ゼロのオレに、N田はできる限り噛み砕いて教えてくれたので、
なんとなくだけど理解はできたつもりでおります。全全半全全全半。

お昼にはおうどんをいただきまして・・・恐縮です。稲庭うどん。おいしかったです。

午後からはベース&ベースでスタジオ入り!
もちろんこの組み合わせだと何か曲を合わせるなんてできないので、
時々彼の三線と合わせた以外は、ほとんどの時間を「練習方法の練習」に費やした。
午前中の内容からつながる話で、上記のことを織り交ぜながら、
幅のあるベースをやっていくために必要な練習方法を伝授していただく。

例えば基本中の基本なのだと思うけど、4弦5フレットから8フレットまでを、
人差し指、中指、薬指、小指の4本で順番に押さえて弾いていく。
ただし押さえた指は離してはいけない。小指で押さえて弾く頃には、
4本全ての指が各フレットを押さえている状態でなくてはダメ。
そんなに難しくなさそうな気がしたのだけど、これができないのだ。
オレの方がN田より一回り手が大きいはずなのに、なぜか指が届かない。
かつ、4弦を押さえた指のまま3弦の5~8フレットに左手をシフトしていくとあって、
もう大ギブアップ。
聞けば、普段弾いているオレの左手はフレットを押さえる時に暴れていて、
無駄な動きが多い。それを「蜘蛛が歩くように」左手を使えるようになれば、
ミスは減るし、始めてやる曲にもスムーズに対処していけるというのだ。あー確かに。
同じ15分練習をするのであれば、曲の練習ばかりをやるよりも、
このちょっと退屈かもわからないこういった練習する方が、
結果的には幅広い曲を、早く弾けるようになり、もっとベースが楽しくなる。
あまり時間のないサラリーマンベースビギナーにはより有効な練習であるということだ。
オレはこのことを、とてもよく理解した。まったくもってその通りだ。

それ以外にも、コードに含まれる3つの音の使い方や、
コード進行の中でベーシストはどの音を選択するか、
抑揚やリズム、つなぎの音の使い方次第で、音楽そのものが変わってしまう例など、
彼に弾いてもらいつつCDも参考にしつつ、あっという間に3時間が終了いたしました。

帰り際には彼がこれまで読んできたベース本を5冊、
音楽から練習用までCD・DVDを5枚、貸してくださった。ありがたい。
ありがたいけど、これはものすごい分量なのでどれだけ読めるか見られるか。
まあ、自分のペースでがんばってみようと思うよ。


そんなわけで、N田には昨日は大変お世話になりました。
ありがとうございました!
次に君と会う時には、今日よりも上達した姿でいたいものです。

今日も家でやってみたけど、相変わらずもがき苦しんでおります・・・。
「そういうものは、時間が解決してくれるものだよ」
賢人はそうのたまったことだし(のたまったのか!?)、少しずつ、少しずつ、ですね。
by mise1049 | 2006-01-23 00:25 | ベースマン(跳蜜)