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社会人になって、たくさんの新しいことを始めました。それも今までやったことのなかったものがほとんどです。そんな愛すべき趣味たちとmise1049の成長を記したノンフィクションブログです。有言、いつか実行。


by mise1049
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LINDBERGがくれる「夢」

オレの中学時代はLINDBERGから始まったといっても過言ではない。

まあ、オレのことで他に過言する人もいないけど。

ライブではボーカルのあまりのヘタクソさが有名なLINDBERGですが、
幸か不幸かライブは一度も行ったことがないし、
今でも時々、思い出したようにLINDBERGを聴くことがあって、
それがまさに今です。

「胸さわぎのAfter School」なんて聴いてしまうと、13歳は若くなります。
確か生まれて初めて買ったアルバムが「LINDBERG Ⅵ」だったと思う。
「胸さわぎ~」を聴いてLINDBERGを知ったし、進研ゼミも始めた(!)。
この頃の著名な曲は、「会いたくて-Lover Soul-」「君に吹く風」など。
名曲ですね。そもそも思い入れの強さが違うのでひいき目かもわからんけど。

LINDBERGで一番好きなアルバムは、もちろんⅠもⅡもⅢもⅣも好きな中だが、
あえて挙げれば「EXTRA FLIGHT Ⅱ」です。
1993年の作品で、LINDBERGの中で一番脂がのり切っていた頃じゃなかろうか。
「夢であえたら」「だってそうじゃない!?」「キャッチボール」

えー、名曲揃いです。
秋も深まる頃にはこのアルバムを聴きたくなってしまうのです。

LINDBERGはここに至るまでに数々の有名曲を世に送り出している。
中にはトップセールスを記録したものも数あり。
「MINE」「JUMP」「今すぐKiss Me」「BELIEVE IN LOVE」「Dream On抱きしめて」
「恋をしようよYeah! Yeah!」「I MISS YOU」・・・

これらに続くリリースが、1993年の「LINDBERG Ⅵ」、「EXTRA FLIGHT Ⅱ」
だったんですね。脂のりのりでしょう。

LINDBERGを聴く効能は、なんといっても「夢」を感じられることに尽きると思う。
バブルの時期に当たるのかな、世の中が総じて明るかったのかもしれない。
その頃オレは中学生、テニスのみの日々だったので、
どんな世の中で、どんな雰囲気だったとか、そんなのはまるで憶えてないけど。


やがてLINDBERGは、ポップでキャッチーな音楽に磨きがかかっていき、
年齢と反比例して「かわいさ」を前面に押し出していく。
それに合わせて、セールスも伸び悩んでいく。
周囲には本格的な女性ボーカルも台頭してくる中、
根本的な歌唱力の差があったことも否めない。

今はボーカルとギターが結婚して、LINDBERGは解散している。

オレのLINDBERGコレクションは、アルバム「LINDBERG Ⅹ」で止まっている。
機会があればその後出された作品も聴いてみたいと思う。
最後に彼女らはどんな音楽を奏でていたのだろう。


ちなみに高校の頃のクラスメイトで、ベースをやっていた人がいたのを思い出した。
彼はLINDBERGのベーシストに憧れてベースを始めた、と言っていたような気がする。
今改めてベースの音を聴いてみると、結構難しい音の運びのように聴こえるよ。


ボーカルはアイドルだ。歌唱力云々を言われるとつらい。
でもバックの演奏レベルが高かったのは間違いないことと思われる。
LINDBERGがLINDBERGの「らしさ」を作り出せたのも演奏あってのこと、
オレもいつの日かそんなオリジナリティを感じさせるような演奏ができたらいいなあ。

「mise1049らしいな」と言われるくらいになれたら、どれだけ楽しいだろう。

LINDBERGは、そんな「夢」を本気にさせてくれる力があるのです。
これを真正面から聴けない人は、人生で大切なものを損しているぞ。
斜に構えず、勇気を持って、自然体で身を委ねよ! 必聴!!(なぜか強気)
by mise1049 | 2005-11-16 01:27 | ベースマン(跳蜜)