ソネット、そしてペリカーノ
2010年 10月 31日
私の愛用の万年筆は、パーカーの「ソネットプルミエ」でございます。↑これ
ソネットは25歳くらいから使っているので、7年くらい使っていることになるのかな。
神保町にある老舗のペン屋・金ペン堂にて入手した物です。
金ペン堂で万年筆をお願いすると、その人の文字のクセに合わせてか、
ペン先に微調整を入れてくれるので、これが書きやすいのなんの。
それから使い続けているうちに、だいぶ自分に馴染んできた気がしています。
文字を書く機会は以前に比べれば断トツに減っているものの、
年賀状の季節になるとこのパーカー野郎が獅子奮迅の活躍を見せます。
宛名書きーの、コメント書きーの、ひたすら筆が走るわけでございます。
いけいけソネット!
でもこれは大事な万年筆なので持ち歩くのはさすがに気が引ける。
ということで普段使いの万年筆はもう少しお手軽に使える物を選んでいるのです。
持っていたのはご存知ラミーの代表作「サファリ」、
パイロットの入門機にして傑作「カヴァリエ」、
あと無印のアルミ丸軸とアクリルのクリップキャップ。
が、こないだ、なぜかカバンに入れていた文房具をごっそりなくしてしまったのです。
不運にもサファリとカヴァリエの2本を持ち歩いており、
2本ともどっかいってしまった…これは涙!!
ラミーもブッ壊れながら5年の付き合いだったし、
カヴァリエはさすが国産、日本語が書きやすく気に入っていたのだが…。
彼らは悪くない。
悪いのはオレなのだ。
申し訳なしお。
無印の万年筆は書き味がいまいちしっくりこなかったので、
新しい普段使いの万年筆を探していたところ、
せっかくだから今までと違うものを選ぼうということで、
手にしたのがペリカンの「ペリカーノ」だったんですね。↓これ
ペリカンは泣く子も黙るドイツのメーカーで、
これまたいつかは欲しい「スーベレーン」を世に送り出している
素晴らしいメーカーさんでございます。
そのペリカンが学生向けに作ったのが「ペリカーノ」というわけです。
お値段2100円なり。
これがまたバカにできないいい作りでしてね。
まず写真を見てくださいよこのかっちょいいデザイン!
ステンレスのキャップとグリーンのマッチングがたまりませんな。
文字の太さはF、細字ということだけど、洋物なので文字の太さは十分、
しっかり書けます。書き味も悪くない!
初期装備で入っているインクの色も、ブルーの色みがとてもきれいです。
これいい感じッスよ先輩!
ということで、万年筆は使ったことないな〜という方や、
万年筆なんてめんどくせーもの使わねーよ! という方にも是非おすすめします。
ガシガシ使って万年筆の楽しさを感じられるナイスな逸品です。
1日飲み会をガマンすれば、ペリカーノを買ってもお釣りがきますから(笑)。
というわけで、しばらくはペリカーノが愛用品になりそうです。ホッホッ。
by mise1049
| 2010-10-31 02:06
| ようこそ福岡