社会人になって、たくさんの新しいことを始めました。それも今までやったことのなかったものがほとんどです。そんな愛すべき趣味たちとmise1049の成長を記したノンフィクションブログです。有言、いつか実行。


by mise1049
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カテゴリ:読まずに死ねるか( 33 )

こないだ、夜な夜な大塚の本屋を物色してみた。

普段は本屋をゆっくり見て歩く時間もあまりなくて、たまに入り浸る時間はパラダイス。

割と読むビジネス書や小説、雑誌やムックなどに目がいくことが多くて、
どうせ買っても積ん読確定なのに、あれ読みたいこれ読みたいと気持ちばかりが高ぶる。

逆にまれにしか読まないコミックなどはゆっくり見て歩くこともあまりなかったのだけど、
この日は一通りいろんな本を手に取った後に、コミック棚も見てみたのです。

それで驚いたのは、知っているコミックが異常に少なかったこと。
「ドラゴンボール」と「ドラえもん」には敏感に反応したものの、
(それを敏感とは言わない)

「聖おにいさん」とか

「宇宙兄弟」とか

平積みになっているコミックをことごとく知らない。
なんかため息が出た。

そんなもので、じゃー最近の買ってみようと思い、買ったのが、

「俺はまだ本気出してないだけ」。

…完全なタイトル買いです。
だってこのタイトル、すげー共感できる(悲)。
でもこれが読んでみると結構おもしろい。
「月刊IKKI」の連載らしいが、そんなコミック誌があることも初めて知った。

背のタイトルが自分のことを呼んだような気がしたんだよね。
嬉しいようなナニのような微妙な気持ちだけど、まあ出会いだよなあ。

てゆーかさっさと本気出せよな(苦)。
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by mise1049 | 2009-04-16 00:19 | 読まずに死ねるか
かの大槻ケンヂが書いた青春小説の金字塔、
それが「グミ・チョコレート・パイン」です。

これは全男性必読の書であるとともに、
原作からコミックスと映画へ展開されており、
しかし映画はなんと今週末2月1日(金)で上映終了となってしまうので、
まだ見ていない方はテアトル新宿へ急ぐべし。急ぐべし!

ずいぶん前に原作を3巻読み終わっていたのだけど、
こないだ映画を見て、書店で偶然コミックスを見つけて、今日3巻読み終わりました。

サラリーマンでかつ今年で30歳になるオレだけど、
遅れてやってきた青春を謳歌している(つもりの)今の自分には実に刺激的なお話で、
とにかくやってやると。

グミチョコと出会ったことで、なんとなく恥ずかしい過去も直視できる。
自分が信じたことを今一度がんばりたいと、力が湧いてきる。
たとえグミの連発でなかなか前に進まなくとも、先には進めるんだと。

不器用で笑っちゃうくらいヘタレで、曲がった自己表現しかできなくて、
周りを落とすことで自分を上げてしまうような嫌な考え方をしたりもして、
だけどもがいて苦しんで、その先にあるのが成功かどうかは誰にもわからないけど、
今やりたいこと、今しかやれないことに突き進むことはかけがえのない価値がある。

オレはずっとそう思って生きてきたし、今もそう思っているし、
そういう無駄で、到底効率的でない生き方の、
その背中をそっと押してもらえるようなお話です。

グミチョコにはものすごく心を揺さぶられました。


ちなみに原作とコミックスと映画はそれぞれ、基本線はもちろん一緒なのだけど、
登場人物や設定が微妙に異なっており、話の展開や切り口もそれぞれに違いがあるので、
時間がある方は全部見てみてほしい逸品です。

まずは映画が終わってしまうので、映画館へ向かってチャリンコをこげ!!



原作「グミ・チョコレート・パイン グミ編・チョコ編・パイン編」 大槻ケンヂ 角川文庫
コミックス「グミ・チョコレート・パイン1巻~3巻」佐佐木勝彦&清水沢亮 講談社漫画文庫
映画「グミ・チョコレート・パイン」監督:ケラリーノ・サンドロヴィッチ 山田卓也 黒川芽以
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by mise1049 | 2008-01-30 01:30 | 読まずに死ねるか
「茶色の朝」 フランク・パヴロフ 大月出版

言い訳無用。
いつの間にか現状に流され、考えることを放棄し、
右にならって生きている自分に気づかされる本。

今の自分にとっても十二分の批判として迫ってくるのだけど、
この本が出版された当時に思いを馳せると、
本当に国民の危機といっても過言ではない状況に、
強烈な警鐘を鳴らすものだったのだと思う。

全てが茶色に染まっていく世界の中で、
あなたは何色を選んで、生きられますか?

イラストがバンバン入っても48ページの薄い本。
すぐに読めます。しかし深い。とりあえず読むべし。
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by mise1049 | 2007-03-23 01:08 | 読まずに死ねるか
「図書館内乱」「図書館危機」 有川浩 メディアワークス

既刊「図書館戦争」の続編、続々編に当たるこの2冊も、
前編同様、ものすごい勢いで読めてしまう作品です。

白熱した息を呑む戦闘シーンから、
読んでいるこっちが恥ずかしくなるような甘酸っぱい展開まで、
ライトノベル畑の著者独特の世界観で読者を魅了していきます。

「読書は苦手やなあ」という方にはもってこい。
読むべし。おもしろいから。
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by mise1049 | 2007-03-17 00:27 | 読まずに死ねるか

今のツバメはどうだ?

「幸福の王子」 オスカー・ワイルド 訳 曽野綾子 バジリコ

こないだ観た少年社中の演劇「チャンドラ・ワークス」で物語のキーとなった話。
今日ふらっと三省堂書店に行ったら平積みで売っていたので、即買いして読んでみた。

幸福の王子とつばめのお話。
究極の同情者とは何か。
命をも投げ打つほどの同情とは何か。

さて、オレがつばめだとしたら、
無償の愛を届けることができるのだろうか・・・。

えー、無理だな。

だけど、現代風のツバメのあり方だって、あってもいいんじゃないかな。
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by mise1049 | 2007-02-25 22:33 | 読まずに死ねるか
「たいのおすそ分け ちょっと、いい噺」 林家たい平 主婦と生活社

ひょんなことから手に入れた本だったのだがあまり読むつもりはなく、
確か林家たい平が好きな友人がいたなあなんて思いながら、
その人にあげようと決めていたのだけど、
あげるからには少しくらい中身も読んでおかないとアレかなと思い、
読み始めたら一気読みでした。

今の自分の生活を見てもそうなのだが、
いろんなことが便利になって、一見合理的に事が進んでいるような気がするけれど、
実はそれと同じか、それ以上に失ってしまった「感覚」が多すぎてめまいがしてしまう。

この本の中にあるシチュエーションをとっても、
「花見でブルーのビニールシートを敷き、熱いものを食べるということ」とか、
「冬の噺をする時は厚手の格好で高座に上がるのだが、ホールはよく暖房が効いている」とか、
「お茶汲みが人を喜ばせる修行の原点だ」とか、
今の生活では気づきもしないようなことが山のようにあって、
その中には大切にしていった方がきっといいものも多く含まれていて、
そういったものを林家たい平という人が力の抜けた感じでおもしろくまとめてくれている。

例えばお金をあげる時はぽち袋に入れる。そのぽち袋に「蕎麦代」と書いてある、そんな粋。
オレだったらそのお金で、多分蕎麦を食べてしまう。粋のわからない現代っ子ですので・・・。

大事。こういうの。
薄くて小さな本だけど、ちょっとした知恵がたっぷり詰まった良い本です。
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by mise1049 | 2006-12-03 22:54 | 読まずに死ねるか
「おひっこし」 沙村広明 講談社

近所のマンガ好きはH生田というヤツでして・・・
何、ご存知? こりゃまた失礼。

「おひっこし」は細かい描写がおもしろい!
木戸ー、って感じ。ピスタチオ、食う!
読みきりなのでよいです。
でも細かいので読むのに時間がかかります。
なのでまたこんな時間だぜ!

人待ちの喫茶店で一人これを読むのはやめましょう。
ププッとかなってるとよくないですからね。

オススメです。
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by mise1049 | 2006-09-29 01:51 | 読まずに死ねるか
「間違いだらけの山登り ~「知らなかった」ではすまされない62項目」
岩崎元郎 PHP研究所

私の山登りは実に素人むき出しで恥ずかしい限りです。
この本を読むとそう感じます。強く。

山登りには、下界では感じることのできないえもいわれぬ素晴らしさがあるけれど、
反面他のどのスポーツと比べても「始めたら途中で止めることができない」
という特異な性質がある。
だからちょっとのケガや体調の悪さが文字通りの命取りになったりして、
それゆえに「危機管理」という「想像力」が不可欠なのだと。

何よりも共感したのが、この「想像力」というお言葉。

本当に、「想像力」に尽きるような場面って、
これは山登りに限らずたくさんありますよな。
お仕事でもお遊びでも。

これをやったら喜んでくれるかな、嫌だと思うかな。
これをやったらうまくいくかな、危ないかな。

そういうことを、ちょっと立ち止まって考えて、
それから行動するというのが肝要なのだろう。

まあ自分の想像力なんてのは思った以上に小さなもので、
考えたってうまくいかないことばかりなのだけど。
(想像力と言えば、よく言う「宇宙人を絵に描いてみる」。
たいがいの人が、形こそ変なものが多いけれど、
顔のようなもの、手のようなもの、足のようなものといった、
人間や動物が持つ機能を持った宇宙人を絵に描く。
つまり多くの人は、自分が見たり聞いたりしたもの以上のことを
想像することはできないのだ)

そんなことを頭に浮かべつつも、
あの時言ってしまった一言を後悔してしまう自分がいたり、
わかっていても同じようなミスを繰り返す自分がいたりする。

だからそう、想像力には限界があって、
せめてその限界があるという事実を知っておくことが大切なのだろう。


・・・と、随分「揺れ」の大きな記事になってしまったが、
とにかく山登りをされる方には是非一読いただきたい本です。
文章のタッチも軽妙で読みやすい。
高齢者登山者向けに書かれてはいるものの、我々くらいの年代の人が読んだところで、
ひょっとしたらそれ以上に目からウロコがこぼれまくるかもわかりません。
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by mise1049 | 2006-07-27 01:04 | 読まずに死ねるか

オシム、オシム~

「オシムの言葉」 集英社インターナショナル 木村元彦

これはお好み焼き村に旅立ったF.C.G.Iの点取り屋・T本くんから、
さも遺言のように「読んでおきな」と言われていたもの。
無事に読み終えたぞT本~。

いやしかしオシムは偉人だ。
これを読むと、サッカー日本代表はこれまでと「確実に変わる」、
そう確信できます。

「~ッチ」という名前が山ほど出てくるけど、
それにひるまず読み切った時には、
8割方オシム、オシム~となっていること請け合い。

しかしこの本の装丁は独特の色使いだなあ。
セルビアとかその辺はこういった色のイメージなのだろうか?
・・・多分、違うよなあ。
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by mise1049 | 2006-07-20 23:56 | 読まずに死ねるか
「 愛蔵版 アルケミスト」 パウロ・コエーリョ 角川書店

アルケミスト、とは錬金術師のことを言う。
錬金術師は鉛を金に変えてしまう術を持っている。

当初「アルケミスト」という響きだけでこの本を手にしてみました。
なんかかっこいいじゃないすか。「アルケミスト」って。
少年社中という劇団にも確か同じ名前の演目があった。観たことはないけど。

それである日、オレの手紙の友であるMちゃんから本が届きまして、
2冊来たうちの1冊が「アルケミスト」の文庫版だったわけです。
Mちゃんも読んだのかあ、なんて思いながら、
読むことなく置いてあった本を手にしてみたということです。

どうやらこの本は、
「『星の王子さま』に並び称されるほどの賞賛」(あとがきより)
を浴びるほどの高い評価を得た作品なんだとか。

愛蔵版にはカラーの挿絵がたくさん入っていてなかなか素敵です。
絵心はサッパリなオレなのでよくわからないんだけど、素敵は素敵。

羊飼いサンチャゴの冒険の話、とりあえず読んでみてください。
分量もそんなに多くないので簡単に読むことができます。
ものすごく大きなテーマが描かれています。
あまりにも雑多な日々を過ごしているオレには、
受け入れるのが難しい、というか受け入れ方がよくわからないテーマですね。

一つ言えることは、夢は忘れなさんな、ということですね。
(こんなじゃパウロさんに怒られそうだな・・・)
忘れようとしても自分の心がそう問いかけてくるのだと。
うーん、それは確かにそうだ・・・。

しかし雑多な日々の力というのもなかなか強いもので、
夢を追いかけることによって、
例えば明日以降に残している仕事はどうなってしまうのか、
伝票整理は誰がやることになるのか、
冷蔵庫の中身のいくらかが賞味期限が切れちゃうとか、
そういった細かなあれこれがいちいち頭をもたげてきて困るのです。
(それにしても細かすぎないか・・・)


よくよく人間が考えうるたいがいのことは、
過去を生きた人たちもすでに考え済みであると。
だから名著を読むのがよりよく考える近道なのかなあ、と思ったりもする。

まあ、カミサマを信じていないオレなんかには、
用無しの話なのかもしれないけど。
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by mise1049 | 2006-06-04 23:52 | 読まずに死ねるか